2015年11月28日土曜日

Juan Lopez Seleccion No. 2

ファン・ロペス セレクシオン No. 2
1本あたり1200円ほど
4.8'" x 50
喫煙時間1時間16分
フラットカット


20:34
穏やかな土、ウッド、わずかなオイルを感じる。
やわらかい甘さがあり、旨味も十分だ。

20:41
ナッツも現れる。
ウッドとの相性が良い。

21:05
ペッパーがあらわれ、ややビターな喫煙感となる。
旨味は損なわれてないのでうまい。

21:16
雑味が現れる。
吸いにくい。

21:26
まだ雑味が続く。

21:50
雑味が多いので終了。
3.5cmほどで止める。

総評 B+
前半は味わいが良かった。
ウッドや土が中心となり、十分な甘さ旨さがあった。
ややビターめな喫煙感となる時もあった。
しかし、開始30分以降は雑味が多く、あまり楽しめなかった。
前半の味わいが続けばもっと好印象だったのだが、尻すぼみになってしまって残念だ。

2015年11月25日水曜日

H. Upmann Majestic

H.アップマン マジェスティック
1本あたり530円
5.5'" x 40
喫煙時間1時間33分
フラットカット
cigarOneにて入手



0:34
粉っぽく品のある舌触りだ。
わずかなオイル感、レザーとともに甘さ旨さがある。

0:45
ブドウ皮の渋味がでる。
後からクリームっぽい甘さが来る。

1:02
ブドウ、レザー、クリームが一体となっている。
うまい。

1:22
再び粉っぽい舌触り。
穏やかで甘くクリーミーだ。

1:45
終わりを感じさせる苦味が出る。
まだ5cmほどあるのでやや早いか。

2:07
クリーム感が盛り上がったものの雑味が勝る。
4cmほどで終了。

総評 B++
全体的にクリームっぽい甘さがあった。
序盤はオイル感、中盤はブドウ、レザーを感じ取れた。
終盤からは残念ながら気になる苦味が多かった。

振り返ると、旨味が弱かった。
また、味わいの中でしばしば雑味が現れたのも残念な点だ。
Aとまではいかないが、B+とも言いがたいので、なんだか半端なB++とする。

2015年11月24日火曜日

Yuzo Cigar Humidor Selection 30

ユウゾウシガー ヒュミドールセレクション 30
1本あたり650円
4.1/8'" x 42
喫煙時間46分
フラットカット


キャンペーンで無料だったので試してみた。

22:05
スパイシーだが、やや旨味あるウッドだ。
オイルも感じる。まとまりがあって旨い。

22:14
旨味が減じる。
ダイレクトにウッドとオイルが舌を突く。

22:21
旨味が出たり現れたりする。
ウッドからやや青草系の味わいに変化した。
オイリーさは変わらない。
旨味があるときは悪くない。

22:38
スパイス感や苦味が増える。
旨味もあまりない。

22:46
ナッツの旨味甘味が出てくる
苦味はなく、後味はスパイシーだ。

22:51
苦味が増したので3cmほどで終了。

総評 B+
旨味がある時とそうでない時の差が激しい。
ウッドとスパイス、オイルが続き、最終盤にナッツとともに強いスパイスやってきた。
値段や宣伝文からはあまり期待できなかったのだが、税込みで650円なのでかなり健闘していると思う。
タバコ屋に置いてあれば手に取るかもしれない。

2015年11月17日火曜日

Montecristo No. 2

モンテクリスト No. 2
1本あたり1732円
6.1'" x 52
喫煙時間1時間49分
フラットカット
cigarOneにて入手


23:04
ややオイリー感の伴った木の旨味甘味がいきなり来る。
優しく上品だ。

23:09
甘いレザーが現れる。
花のような香りもする。

23:27
甘さがやや控えめになった。
レザー、木の旨味を強く感じ取れる。

0:03
オイル、ウッド、レザー、そしてペッパーが穏やかに現れては消える。
旨味は十分で、たまに甘味を感じる。

0:19
レザー系の苦味が出る。
香り高いペッパーが鼻孔を通り抜け、ほんのわずかに甘い木の残り香が口に残る。

0:53
かなりパンチが強い。
ウッドの苦味とスパイスが口に広がる。
ビターな喫煙感は苦手なのでこの辺りで切り上げる。
4.5cmほどで終了。

総評 A
序盤は品のあるウッドが中心となっていた。そこに甘い花の香り、十分な旨味のあるオイルレザーが現れた。
中盤はやや甘味が減じるものの、旨味は十分。スパイシーさも感じた。
終盤は強い苦味で舌が痺れた。甘い飲み物と合わせたい。

序盤、中盤は十分に楽しめたし、これだけでも高評価に値する味わいだった。
好みの味わいに幅がある人は一本まるごと楽しめる一本だろう。



2015年11月16日月曜日

Roberto P. Duran Baracoa Gordito

ロベルト P.デュラン バラコア ゴルディート
1本あたり$3.5
4.0'" x 58
喫煙時間1時間29分
フラットカット


東京スモーキングコレクション2015で発表された葉巻らしい。
懇意にしていただいている葉巻仲間から譲っていただいたものだ。ありがたいことである。
太すぎて手持ちのカッターではギリギリだったのが印象的だ。

22:55
ドローがとてもよい。
軽い甘さと酸味がやってきた。
うまみはあまりない。

23:08
たまに現れる胡椒の味わいが良いアクセントだ。
ナッツのような旨味が出てきた。
良い感じだ。

23:16
オイル感、濃厚な果実の酸味が味わいの中心だ。
ボディがとても軽いのでスパスパいける。

23:41
ボディが強くなるとともに、ちょっとした雑味が出てきた。
甘みは消え、酸味が全面に出ている。
旨味もあまりない。

0:24
雑味が増したので3cmほどで終了。

総評 B
ボディが軽く吸いやすいシガーだ。
ほんの少しだけナッツの旨味を感じる時間帯があったが、基本的には胡椒と酸味が味わいの中心だ。

日本だと800円ほどである。
現地価格と同じくらいなら安酒と一緒に、雑に楽しむこともできると思うのだが…


2015年11月11日水曜日

Por Larranaga Los Andes

ポル・ララナガ・ロスアンデス(BPE市場限定)
1本あたり1,627円
5.0'" x 50
喫煙時間2時間3分
フラットカット
cigarOneにて入手


Por Larranaga Los Andesは、600ボックス限定で生産されたボリビア、ペルー、エクアドルの3市場向けビドラだ。

1:15
ボディは軽いがしっかりと旨味がある。
穀物系の甘さだ。
例えばパンをしっかり噛んで食べるときに感じるようなほのかな甘みといえば良いだろうか。

1:23
ブドウ皮の渋味とオイリーさが出てきた。
それに伴い甘味が減じ、ビターな喫煙感となる。

1:42
渋味がなくなり、再び穀物の甘味が現れた。
胡椒感がよいアクセントだ。

1:51
ブドウ皮とナッツの旨味だ。
ここでは渋味は少なく、甘味をダイレクトに感じ取れた。

2:08
ナッツがかなり強まる。
尖った胡椒感が突き刺さる。

2:15
鋭さがなくなり、クリーミーなナッツの旨味がやってくる
たまに感じる渋味が甘さを引き立てる。

2:45
穏やかな味わいが続く。
もう少し強く旨味が出てほしい

3:06
ややクラクラしてきた。
味わいに変化はない。

3:18
辛さとフルーティーな酸味がやってくる。
ふらつくので残り3cmほどで終了。

総評 A-
穀物の甘さ旨さを中心とした穏やかな味わいの葉巻だ。
序盤はブドウ皮の渋味やペッパーが現れ、中盤は鋭いペッパーとナッツが目立った。
終盤は味わいに強弱が付くが、弱めの時間帯が長く、おいしいのだが、変化に乏しくやや飽きてきたのが正直な印象だ。

長さの割には思った以上に時間がかかり、少しふらついてしまった。
よくできているのは事実だが、やや旨味が穏やかすぎたような気がする。
終盤の単調さもすこし気になってしまった。

しかし、それは逆に言えば癖が少ないということでもある。
これは好みの問題だろう。

2015年11月6日金曜日

Saint Luis Rey Inca (Peru Regional Production 2014)

サン・ルイ・レイ インカ (2014年ペルー市場限定)
1本あたり1,968円
4.0'" x 50
喫煙時間1時間1分
フラットカット
cigarOneにて入手


Saint Luis Rey Incaは2014年に1000ボックス限定で生産されたペルー市場限定ビトラだ。最近のトレンドは「太く短く」とのことだが、こちらも例に漏れずこのトレンドを反映した形状となっている。

16:12
十分な旨味甘みを含んだウッドが口に広がる。
更に、適度な酸味、胡椒感、そしてオイリーっぽさがある。
ボディはマイルド。いきなりうまい。

16:23
やや酸味が先行して、その後に旨味が追ってくる。
もちろん嫌な酸味ではない。

16:34
華やかなウッドに落ち着いた渋みが現れた。
旨味が強まり、酸味は控えめになった。

16:44
ウッドがやや弱まり、ナッツ系の旨さになった。
ハーブっぽさも感じる。

16:55
やや甘さが強まった。
ナッツ旨さ甘さ、そして時折現れる渋みとハーブ感。
飽きが来ない。

17:13
残り3cmほど
ハーブ感が全面に出ている。
熱いのでこのあたりで終了。

総評 A+
短時間で多彩な変化を見せてくれた。
前半はウッド、後半以降はナッツが味わいの中心だ。
旨味甘味は十分にあり、時間帯に応じてマイルドな酸味や渋味、胡椒感が顔を覗かせた。

終盤にかけての甘さとハーブの盛り上がりは非常に印象的なものだった。
ややハーブが強かったが、個性の範疇だろう。
満足の行く1時間だった。
高品質なものを短時間で味わえる「太く短く」のトレンドが、しばらく続くことを予感させた。

2015年11月4日水曜日

安い湿度計を買ってみた

Amazonでやたらと安い湿度計(391円)が売っていた。
安い割には精度±5%となかなか良い。
直径6.5cmなのでヒュミドールにも容易に入れることができる。


今までは簡易的な湿度計として、TANITAのデジタル温湿度計を使っていた。
しかしこれは精度が±8%なのだ。しかも、1000円ぐらいする。
それなら電池もいらなくて安いこっちの方がよっぽど魅力的だ。


さて、実際の所、性能はどんなものなのだろうか。
試しに飽和塩法をしてみた。

黒い奴はXikarの湿度計(精度±2%)

なんと、75%あたりを指し示している。
これはかなりの掘り出し物ではなかろうか。

説明書によると、3年ほどで寿命がきてしまうようだが、値段を考えれば十分買いである。
私も追加で2個買ってしまった。
Amazonレビューによると、精度にかなり個体差があるようだが、手元にあるものに限って言えば、特に問題なく動いている。

Amazon合わせ買いでこの価格なので、何かの買物ついでに買ってはどうだろうか。


シンワ 湿度計 T-3 丸型 6.5cm 72668
シンワ測定
売り上げランキング: 10,644

2015年11月3日火曜日

cigarOneから葉巻が来たぞ

今回はcigarOneから葉巻を入手した。


このサイトにはcigarOneの広告が掲載されているが、だからといって贔屓するようなことはないので安心してほしい。

葉巻は発送の連絡から6日後にやってきた。
真空パックされた葉巻が十分量の梱包材に包まれている。

自社で管理した葉巻にはかなりの自信があるようで、極力他店のものと混在させて保管しないように注意喚起をしている。

ここで感銘を覚えたのは素早いサポート対応だ。
他店ではなかなかメールが来なかったり、違った住所に届いてしまったということがしばしばあった。
しかし、メールなどのやり取りを通じて、cigarOneはそうしたサポートにおける誠実さを感じることが出来た。


個人輸入を考えている方はぜひcigarOneも候補にするべきだ。
とはいえ、様々なサイトと比較して購入するといいだろう。
葉巻はそこまで安い買い物ではない。だからこそじっくり納得したうえで注文するといい。

そして、店舗選びに迷っている方は、まずは各店舗に連絡を取ってみることをオススメする。
なぜなら、客への対応の良し悪しは、そのまま葉巻そのものへの対応にも繋がっているはずだからだ。

cigarOneならば、きっとぴったりのシガーを提案してくれるだろう。

2015年11月1日日曜日

Davidoff Grand Cru No. 5

ダビドフ グランクリュ No. 5
1本あたり2,200円
4.0'" x 41
喫煙時間1時間16分
フラットカット

 値段の割には小さめのペティコロナ。

20:24
とても上品なウッドの旨味だ。
軽い香ばしさとバナナ系の果実の酸味も感じる。

20:45
最初に感じた華やかさは薄れた。
刺激的な胡椒感が鼻をつく。
ウッド由来の旨味はやや弱めだ。

21:19
あまり味わいの変化はない。かすかにナッツの味がする。
残り2-3cmほどでも雑味がないのは流石である。

21:40
熱いので1.5cmほどで終了。

総評 B+
ウッドの旨味、胡椒感、果実の酸味を味わうことができた。
特に序盤の20分は楽しむことができた。
しかしそれ以降は、どこか物足りなかった。
味わいの変化や、飛び抜け味わいの要素がないからだろう。
いま一歩足りない一本だ。