2014年6月6日金曜日

Tabaqueriaのフィルム有りと無しを吸い比べてみた その2

前回の実験の続きをする。
熟成期間は20日。
Tabaqueria de Filipinas Flor de Filipinas Half Coronas Standardのフィルム有る無しを吸い比べてみる。



○Flor de Filipinas Half Coronas Standard フィルム有り Vカット

13:56
やや渋めの紅茶の風味を感じる。
雑味はない

14:00
紅茶感が強まる。
例のごとくストレートティーのような味わいだ

14:03
紅茶感は変わらず強めだ、ちょっとした甘さが感じられる。

14:05
強めの紅茶感にも負けないような濃厚な甘みが出てきた。
これは期待できるぞ。

14:07
紅茶感がなくなり、草っぽい味わいになる。
うーん。さっきの甘みはどこにいってしまったのか。

14:17
紅茶感が戻る。
しかし、甘みがないのでそこまでうまくはない。

14:19
スパイス感と干し草、そしてわずかな甘みがある。

14:25
味わいの変化は特にない。
熱くなってきたので3cmほどで終了。


○Flor de Filipinas Half Coronas Standard フィルム無し Vカット

13:59
かなり軽めの喫煙感
やや鼻につくスパイシーさがある。

14:02
仄かな甘味が現れた。
そして、そこまで強くない紅茶の風味が出てくる。

14:06
やや干し草のような風味が強くなってきてしまった。

14:11
干し草感が弱まる。
ここで持ち直すか。

14:19
かなりライトな干し草感
ちょっとした甘みもある
味わいが収束してきたか。

14:25
味わいに特に変化はない。
こちらも熱くなってきたので3cmほどで終了。

○考察
どちらも大してうまくない
レビュー評価で言ったらCか
フィルム有りでも、以前のような素晴らしい甘みはなかった。
あれは当たりだったのかもしれない。

フィルム有りは濃い目の紅茶感、フィルム無しはライトめの紅茶感が味の中心だった。
これは前回の実験と共通していることだ。
一体これは何を意味するのだろうか?
もし、フィルムがある方がじっくりと熟成が進むのだと仮定するのならば、
フィルム有りは本来の風味が抜けにくくなるので、味わいが濃いままになるのかもしれない。

そもそも、Flor de Filipinas Half Coronas Standardはかなり安い(一本30円くらい)ので、味わいを比較するのに適しているものではないという可能性もある。
実は以下の3銘柄もフィルム有りと無しで保存しているので、こちらでも実験してみたい。
  • Tabaqueria Flor de Filipinas Reserva 
  • Tabaqueria Antonio Gimenez
  • Tabaqueria Independencia 1898
非常に長いシリーズになりそうだな・・・

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